主旨

 

「英文法革命」をあなたの頭の中に

『英語案内』を手にして、(英語の)勉強が解らない苦しみから脱却しよう

 

ここに、「英語案内」と命名いたしました、主に高校生向けの大学受験英語(プラス現古漢)の基盤養成のための全く新しい革命的英文法案内書を全編無料公開で提案提示させていだきます

本書の主旨は、

   現行の英文法という名を冠した教科がタダの例文羅列とバカ暗記の強制に過ぎず、統一性体系性のない場当たり的な現象説明を英文法とうそぶくおろかな状態から脱却し

   英文法を論理科目とし、高校生の方々が品詞と語句節それぞれの概念や論理関係のみならず英文の論理構造を容易・簡便・短期に学び、

   長文読解と英作文や文法問題の解答が簡単にできるようになる一生モノの英文法論理体系を会得し、

   さらには、あらゆるものを論理で考え論理で処理(論理的根拠の提示)する論理思考の基礎を体得していただこうというものです

 

   ただそれに止まらず、本書の本当に意図するところは、単に英文法の新しい勉強方法を提案するのではなく、本書で示したのと同様に、他の各教科も論理的純化と要旨概説で圧縮し、学習期間(時間)を大幅に短縮し、余った時間と労力をもとに、高校生の解放・自律を促し、人材として成長するための自己修練を実践し、若く有能な人材をあまた擁する語学力国家・基礎学力国家・人材国家としての日本再興隆への契機・微力となることです

 

すなわち、高校1年の学習を、本書で顕現提示させたように、全ての科目を論理科目として改編し、学習目的や学習理由を掲げ、学習内容を整理整頓し、「基礎概論」として要点を圧縮しつつ全範囲を網羅俯瞰し、入門科目や教養科目として3ヶ月程度で授業や自習できるようにして、細部は「詳論」として大学受験専門科目とするのです

こうして、3ヶ月程度で、高校生として(日本人として、やがては社会人になる者として)理解しておきたい、知っておきたいことの全般を学習することができ、現在のように、すぐにでも学びたい教科が高2~3年に配置されていたり、3年間ダラダラやって終わらないとか、望みもしない科目を必修として無駄に深入り微細にやる等より、全科目に「基礎概論」をつくり、それらだけを必修とすれば、高校入学者は、ほぼ全科目の基礎概要を知った有能な人材の種苗や卵となれるのです(実体は、「国民レベルの総底上げ」です)(ただ、これらを中学3年で修了できれば、人材力も国力も上がるでしょうし、高1の春から人材修練を始められるようになります)

 

そして、高校3年間の残りの2年半は、自律し、有能な人材の卵として知見を広めるため、自分で考え選んで、例えば、ひたすら「詳論」科目で受験勉強に勤しむもよし、職業現場研修もよし、地方研修もよしで、専門の勉強や実地訓練で自己を磨くのです

 

畢竟、明治維新150年後の現在そして未来の高校生のあり方を考え直しましょうよということなのです

明治期に旧制中学の課程を創設して以来、ほとんど変わりのない体制でやっているのは時代錯誤もはなはだしいのではないのでしょうか(4年生での旧制高校受験が認められていたことや配属将校〈学校という一種閉鎖的なところに外部から派遣されている異色な人材がいたという点が有益〉が派遣されていたことからすれば、旧制中学の方が当然マシなのではないでしょうか)

 

高校は、生徒を教室に座らせて一方的に授業を聴かせて強制的消極的受動的に勉強させるところという固定概念を捨て去り、各々、自律して、高校を拠点にして、積極的能動的に様々な演習や研修に出て自分を研鑚し、自己の頂点を目指して最高の社会貢献ができる人材として成長していくところだと認識を改めるべきではないでしょうか

 

 

以上、お読みいただいた通り、英文法革命の提示は、実は、日本再生への端緒の微力になれればと考えているものの具体的発現でございます

さらには、教科改革や大学生・院生・社会人による講座・演習ゼミや社会研修制度等の創設への契機となることを願っているのです

そのためにも、「英文法」の論理化・圧縮を現実に提示したように、他の教科も同様にすべきなのです

 

そして、本書『英語案内』が、全国の中高校生・大学生・社会人等に、ネットを通じて広まっていくことを切に願っております

 

 

補蛇足

中学生の迂遠な勉強の改革

 

現行の中学のカリキュラムは、万人に受け入れられるように簡単にしているつもりなのかはわかりませんが、

高校でやるべき内容を無駄に変な方向で遠回しに説明していて、

高校の学習内容とはあまり関係ないというか、

本当にわかりにくいし、かえって煩雑になっています

現実的には、中学の内容は、数学以外は高校課程や大学受験の基礎としては全く役に立っていないのではないでしょうか

 

事実、中学での優秀者が高校での優秀者とはかぎらないのです

これは、無駄中の無駄です(中学で勝ち誇って、エリート気取りで、高校課程で壊滅し、人生を無駄にするあまたの犠牲者をなくさなければならないのです)

中学での優秀者が高校での優秀者であり、合理的に大学に合格していくのが、理想的なのではないでしょうか(ある意味、人材の適材適所の合理的選別課程)

 

やはり、中学は、高校・大学へ行くための前段階と割り切り、

高校での学習内容、すなわち「基礎概論」の内容を簡単に伝えるようなカリキュラムにすべきではないでしょうか(もちろん、論理思考を体得させ、自分の頭で考えるという姿勢を身に付けさせなければなりません)

そうすれば、人材候補を適材適所に至らしめるよう、高校さらには大学に安定的に送り込めるというもので、無駄に、範囲外の者を舞い上がらせて人生を虚無にさせないようにすることができます

中学のカリキュラムについても、人材育成を念頭においたものにしていくべきでしょう

 

 

「中学カリキュラム改革」案・・・ほんの一部の具体例

 

例えば、中学の国語の時間には、

   日本語による「名詞」「形容詞」「副詞」の完全理解と、その後の「名形副」の「句節」の会得体得と、「自動詞」と「他動詞」の違いと活用の実体的意味の得心に、「5文型」の徹底鍛錬

   漢文の書き下し文による、読解力すなわち作者の本当に言いたいこと(事実と評価)を探る訓練により、文章による論理的伝達と論理的説得の会得体得

等をやれば、高校での学習力が全く違ってくるどころか、人生や人材力(すなわち国力)が違ってくるはずです(親御の皆様、中学生を指導している皆様、よろしく試してみてください)

 

すなわち、中学生には、毎年、3学年通じて、日本語による「5文型」の学習を伝えなければ(「情報提供」)、その後の学習どころか、将棋倒し的に人生全体が違ってくるんではないでしょうか

いきなり、異国語で「5文型」の学習だなんて、正気の沙汰ではないですよ

日本語で、「5文型」を学習する機会を与えてくださいよ・・・お願いします

 

高3レベルまではドンドンかつ混乱・飽和しない程度に上手に他教科との関連を踏まえて横断的に「情報提供」するのが「教師」「教員」「講師」「指導者」等を名乗る輩のシゴトでありセキニンでしょう(従いまして、高3まで数教科指導できない輩はホンライ高校生だけでなく中学生をも指導してはならないはずでしょ・・・他人の人生で足踏みさせたり、障害を与え踏みにじることになります)

 

 

教育指導管理関係者の皆様へ

日本国民の全員が中学での学習を強制され(義務教育)、全日制高校への進学率が約95%という事実があるのなら、中学での、日本語による、「品詞」と「語句節」と「5文型」の学習をしっかりやるように指示を出してください

「異国語」の学習という困難時に、いきなり初めて「5文型」の学習をやるなんてことで、国民を振り回し、翻弄させることはやめてください

 

 

そして、もう、いいかげんにやめましょうよ

150年近くもダラダラ続いている陋習を

鎌倉時代は150年に満たず、室町時代は250年に満たず、江戸時代は250年を10数年過ぎた程度

そろそろ、現代の国際情勢にあった、日本領土に生まれ生きる民が何をどのように学び人材として育っていくべきかの課程の新構築を考えましょうよ

 

現代の流れの速いネット情報化時代の中、自由と民主を基調としながらも、帝国主義時代を彷彿どころかそのままの現代国際情勢の最中、150年前の教育制度を維持して得をするのは他国と既得権益者だけであり、一般国民はその者たちの犠牲者となるのみです

それどころか、国を支える人材が不足し、国の存立自体が危うくなります

有能な人材の大量輩出が急務でしょう

現代国際情勢に対応できる人材を自主量産できる自由な制度を創設しましょう